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チャイナの医療事情(2016年05月)

SSCでは、会員様向けに毎週、チャイナの医療情報や生活情報を掲載したメールマガジンを配信しております。
こちらのスペースでは、配信済みメールマガジンより記事の一部をご紹介いたします。

糖尿病患者の急増を抑え、ケアを改善するとWHOが呼びかけ

 

世界保険機関(WHO)は4月6日に<グローバル糖尿病報告書>を発表し、糖尿病の患者が急増しており、1998年以来、患者数は約3倍も増加し4.22億に達していることを示しました。報告書では、増加した患者の大半が発展途上国で生活しており、過体重や肥満がこの激増を招いた要因になるということです。

糖尿病は病気の原因に基づいて、三種類に分類されています。Ⅰ型、Ⅱ型糖尿病と妊娠期糖尿病です。Ⅰ型糖尿病は原因不明で膵臓からインスリンが分泌されなくなって しまうものです。Ⅱ型糖尿病は糖尿病のほとんどを占めています。過体重と運動不足が主な原因であるとされています。妊娠期糖尿病は妊娠期のみ発症する臨時的な症状ですが、将来のⅡ型糖尿病発症リスクを増加させる恐れがあります。

健康的な生活をすることにより、糖尿病の発症は大幅に防げるはずです。食物摂取は炭水化物が55%-60%、脂肪分が25%-30%、蛋白質が15%-20%の割合が理想的とされています。その他、合併症の早期発見や早期治療のための定期的なスクリーニング検査も推奨されています。

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